大前提として最初が肝心!!
- 就職したけど上手くやっていけるかな…
- 職場が変わるけど、どんな雰囲気だろう?
- 年上ばかりだと大変そう…
初めての職場は不安しかない…
そんな不安を感じている人向けに、「新しい職場で気をつけなければいけない事」をまとめました!
コツ(7つの基本)を押さえれば、「職場に早く馴染める」可能性が高くなります。
「新しい職場への不安」に悩んでいる方は是非読んでください!
職場変更3回経験、パワハラ体験を乗り越えて今では気兼ねなく働ける環境を作ることが出来た会社員歴20年越えの私が解説します!!
新しい(初めての)職場で気をつけるべき【7つの基本】
- 元気な挨拶・身だしなみを整える
- 自分の過去は誰も知らない
- 同僚の名前を覚える
- 報連相を徹底する
- 受け答えは明確にする
- ルールを守る
- 高いプライド(自尊心)は捨てる
この「7つの基本」を守れば、間違い無く良いスタートが出来ます!
理由は人付き合いで大切な信頼が得られるからです。
- 新入社員だった1回目の職場では訳が分からず、ただ言われた通り動いているだけでした。
- 2回目の職場は、人数が多く(年上)派閥(親分子分のまとまり)があり、どこに属するかで立場が変化しました。
2回目の職場は、移動前から「あそこに行くくらいなら会社辞めた方がまし…」と言われるほどの職場で行く前から嫌だった…
- 3回目の職場で、思い切って「7つの基本」を実施してみたら働き易い環境になりました。
2回目の職場では曖昧な態度から、パートリーダーをやる事になり先輩からの「パワハラ」を経験、職場内での「派閥」があり、人付き合いのストレスから体調を崩す事もありました。
今思えば、派閥同士のいざこざに巻き込まれない様に無派閥でいるべきだったと後悔しました。
1、2回目の職場では新人は何も分からないという立場に甘えていたので、「言われたことしかやらない気の利かないやつ」の座に君臨してました。
この時は「7つの基本」のうち、「小さい声の挨拶」と「最低限のルールを守る」が微妙に出来てた状態…
新人はそんなもの…と思ってくれない人からは格好の的(高年齢職場では特に)になってしまってたんです。
その状態を継続してしまうと、信頼は得られずどんどん自分に対する風当たりが強くなってしまい、
職場に馴染めなくて働きづらい、仕事に行きたくない…〜さんに会いたくないって考えから最悪体調を崩してしまう職場環境が出来上がってしまいます。
経験上、一度出来上がってしまった環境(自分の立場)を変える難易度は「激ムズ」です。
もし、同じ職場で環境を変えるとしたら今までの行動を180度変えるほどの努力が必要です。
私は体調を崩してしまいましたが、同時にタイミングよく職場を変われたので助かったというのが正直なところでした。
3回目の職場では、すぐに体調が回復したので物凄いストレスを感じていたのは間違いありません。
「派閥」や「パワハラ」って実際あるんですね…
困ったことに、有るのが現実!
同じ会社内でも、部署や人数が多いと珍しいことでは無いんだ…
次からは職場で上手く立ち回る考え方や自分を守ることにもつながる「7つの基本」を一つずつ説明していきます。
元気な挨拶・身だしなみを整える
初対面の第一印象は3秒で決まる。
なんて言われます。
理由は「視覚から得られる情報量が圧倒的に多い」からです。
メラビアンの法則
「人の行動が相手に対して与える影響は、話の内容である言語情報が7%、喋り方や話の速さによる聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合である」
ウィキペディア
初めて会う人(男性)が、
- 髪はボサボサ、髭ぼうぼう、無表情で何言ってるか分からない小さい声の挨拶と喋り方
- 短髪でサッパリ、相手の目を見て笑顔と大きな声での挨拶と喋り方
一般的に好印象なのは②であり、年上や女性に対しても悪い印象は与えにくいです。
緊張で挙動不審になりそうです…
緊張が伝わっても大丈夫!誠実さは伝わるよ!
大きな声での挨拶、身だしなみを整え第一印象を良くしましょう!
挨拶と身だしなみに手抜きをしない!
自分の過去は誰も知らない
大きなメリット(利点)。
理由は初めて会うからです。
- 過去に仕事で大失敗をした…
- 上手く職場に馴染めず孤立していた…
そんな過去のことを悩む必要はありません。
勿論初めて会う人のことは、どんな人なのかも過去にどんな失敗をしたのかも知りません。
なので、何も気にすることなく新たな気持ちで取り組んで大丈夫です。
過去の経験から同じ行動を繰り返してしまいそう…
大丈夫!ゼロからやり直せる絶好のチャンスだよ!!
実際に私は2回の中途半端な行動での失敗を経験してやっと気付いたんだ!
過去の失敗を思い出し、修正することで確実に未来は変える事が出来ます!
やり直せる絶好の機会を逃さず思い切って行動しよう!
同僚の名前を覚える
早ければ早いほど良い。
理由は「嬉しい」からです。
自分のことを気にかけてくれる行動は嬉しく感じ、結果相手の事も気になります。
同じ仕事をする職場で知らない人に興味はあっても、
- 変にプライドが高いせいで自分からは話かけられない
- 気を使って話しかけにくい(年上に多い)
って人は意外に多いです。
職場では「〜さん!」って近づいてくる新人を拒否する人はいません。
職場の先輩という立場上、新人に対しての教育は仕事の1つなので利用させてもらおう!
むしろ好まれます。
確かに自分のことを気にかけてくれたら嬉しい!
頼られると嬉しいから断りにくいんだよ!
同僚の名前を覚えることはスタートとして必要不可欠で最高のコミュニケーション方法の一つです。
同僚の名前を覚えることを優先して取り組もう!
報連相
組織で働くなら必ず必要!
理由は「相手を安心させる事が出来る」からです。
働くうえで最初に教えられるのが「報連相」(報告・連絡・相談)の重要性。
思ってる以上に奥が深く、常に意識しなければならない必須のスキルです。
配属されて間もない期間は、基本的に教育者(先輩)に教えられながら仕事をすることになります。
つまり2人1組で「報連相」の練習をしていくことになり、
この様に明確な立場の違いがあります。
新人は最初は失敗もするし余裕が無い為に周りが見えなくなり、自分のことでいっぱいになります。
ですが、知ってて欲しいのが教育してくれる先輩(上司)に掛かる負担についてです。
先輩の負担を減らし、いかに安心させる事が出来るかを考えて行動することで、良好な人間関係と信頼を得ることが出来、結果として自然な「報連相」につながります。
教育者って大変なんですね…
先輩の立場を知っておくのが大事!
「上司」だという意識を持とう!!
例)失敗した後の対応として
新人が知らないとやってしまう失敗で、直属の上司(教育者)をすっ飛ばしてさらに上司(グループ統括者、係長)に報告をしてしまうことがあります。
先輩が謝る負担も減るし、良い事では無いんですか?
ここで重要なのは「自分にとっての上司は誰か?」と言う事だね!
一般的に迷惑を掛けた場合は、その相手に対して謝るのが基本です。
ですが、会社では部下(新人)と上司(教育者)で立場も相手も変わります。
本来の立場であれば、上司(グループ統括者、係長)へ報告するのは教育者の仕事です。
間違った報告を新人がやってしまうと
- 教育者との「報連相」不足
- 教育者の教育不足
- 教育者の立場を考えていない勝手な行動
をわざわざ伝えることになり、教育者に余計な負担を掛けることになります。
立場によって対応が変わるのはややこしいですが、知っておけば無駄なことをしなくて良いとも考えれます。
自分にとっての上司は誰かを明確にし、相手を安心させる「報連相」を意識しよう!
受け答えは明確にする
受け答えはハッキリする事が大事。
理由は自分をアピール出来る機会だからです。
初対面の人に自分がどんな人間か知ってもらうキッカケとなるのが「受け答え」。
自分が言ったことに対して相手がどんな受け答えをしたかで、無意識にその人がどういう人かを判断します。
そういえば相手の反応を見て大丈夫そうなら無理を言ったりするかも…
ハッキリしない曖昧な態度は自分の立場を悪く(弱く)してしまう!
相手をイライラさせてしまったり、パワハラに繋がるかもしれない。
特に断る事に関しては、出来ないと色んな事を押し付けられてしまい都合の良い人になってしまう可能性が高いんだよ!
分かってはいても初めは難しく、自信も無い為に声は小さくなりがちです。
ですが、
ハッキリとした受け答えをするだけであなたに対する印象は間違いなく良くなります。
ちなみに配属された時の新人と先輩の考えの違いとして、
(行動が挙動不審になり易い)
確かにどうしたら良いか分からなくて浮いてるかも…
実際は自分が思うより、先輩たちは気にしてない事がほとんど!
教育係以外の先輩たちにとっては話す機会も無い為、印象も薄くなります。
しかし、教育係や上司とのやり取りからあなたに対するイメージを無意識に決定してしまいます。
なので、関わりがある人(教育係など)とのやりとりは「自分のイメージに直結する」という意識を持って下さい。
ハッキリしない態度が相手に与える印象は悪いです!
元気な印象があると、気を使わずに話しかけ易いです。
「元気でしっかり受け答えが出来る人物像」を職場の人たちへアピールしよう!
ルール(決まり事)を守る
社員が守らなければいけない義務。
理由は「守らないと最悪解雇されてしまう」からです。
ルール違反で解雇!?
実際の解雇には「重大性・悪質性など」が関係するけど、
ルール違反は信頼を無くすし職場にいづらくなるから要注意なんだよ!
ルールは新人の場合知らずに破ってしまう事が多く、慣れてくると無視する傾向があります。
ですが社員の義務である以上、違反をすれば「罰則」が与えられます。
注意で済むのがほとんどですが、重大性によっては解雇されてしまう可能性もあります。
ルールは会社によって独自に決められており、
- 会社の方針、理念
- 入場の際は社員証を提示する
- 社内資料の持ち出し禁止、外部USBの持ち込み禁止
- タイムカード制
- 休暇の日数、取得するには文書に記入し上司の印鑑が必要
- 通勤の際、自転車や車を置く駐車場の場所の指定
- 社内の敷地で利用して良い場所、駄目な場所
- 順番での掃除当番
- 危険が伴う職場では、怪我をしない様に安全に作業する為の決まり事や手順
- リース(レンタル)契約しているプリンターの使い方
など
会社のルールでは無いから義務では無いけど、破ると皆んなの輪を乱してしまう職場独自の「暗黙のルール」なんて厄介なのもあるんだ!
職業、職種により多種多様ですが、属する社員全員が守らなければいけない義務になります。
ルールに対しての意識ってそこまでしてないかも…
特にパソコンや重要データの取扱いは、ウィルスや情報漏洩に直結して会社全体のイメージダウンになってしまうから細心の注意が必要だよ!
会社は皆んなで協力しながら目標達成に向けて行動しているので、個人プレーを嫌います。
ルールを守り皆んなと足並みを揃えれば、自然に馴染むことが出来るということでもあります。
「ルールを守る=会社(職場)に協力する」これだけで信頼が得られ働き易い環境に近づきます。
ルールを守る(社員の義務)ことで、団結力と信頼を得よう!
高いプライド(自尊心)は捨てる
正直かなり難しいがその分効果大!
理由は「障害でしか無い」からです。
過去に怒られ慣れてない人や年配の人は特にプライドが高い傾向にあります。
プライド…自分は高いのかよく分からないです…
勿論皆んなプライドはあるけど、高さに注意が必要なんだ!
高過ぎるプライドは「傲慢な態度」として現れてしまうからね!!
融通が効かない人なんて良い例かな。
私は新入社員だったころ、何も分からず仕事が出来無いのに先輩から聞かれた事に対して、
「知らない・分からない」と言いたく無くて知ったかぶりをしていた記憶があります。
無駄に高いプライドが邪魔していました。
結局知らないことはバレるもので、余計に恥ずかしい思いをしたことを覚えてます。
先輩はプライドが高かったんですね!
無駄に自信があってプライドも高かった…
知らないことは知らないで良い!
素直が1番だよ!
プライドが高い人の行動としてわかり易いのが、
- 素直じゃない
- 知らないのに知ったかぶりをする
- 何かに付けて言い訳をする
- 年齢を気にする(年下に教えられるのが嫌)
- 自分の意見を曲げない
- すぐ不機嫌になる
これは全て自分のことしか考えてない証拠!!
確かに相手の気持ちを無視した行動ですね…
この問題行動をしてしまうもう一つの理由として、自分の現状を理解出来て無いことも考えられます。
新人は、職場で1番立場が弱い状態です。
辛いですが、この現実を受け止める事が出来れば自然に高いプライドは無くなります。
自分が教育する立場だと仮定した時、教え子が言ったことに対してその都度反発してきたり、納得してない態度を取られたら嫌なモノです。
面倒臭い奴認定されない様、立ち回るのが間違い無く賢明です。
高いプライドは捨て、素直になろう!
新しい職場へ馴染む為のコミュニケーション方法まとめ
新しい職場で良いスタートを切る為の「7つの基本」は、
- 元気な挨拶・身だしなみを整える
- 自分の過去を誰も知らない
- 同僚の名前を覚える
- 報連相を徹底する
- 受け答えは明確にする
- ルールを守る
- 高いプライド(自尊心)は捨てる
最初が肝心!
どこまで「7つの基本」を出来るかが今後の職場環境づくりに大きな影響を与えます。
人間中身が大事と聞くけど、私達は相手に対して興味を持つ事で初めて次の段階である本質(中身)に目を向けます。
正直「7つの基本」全てを実践するのは難しいです。
ですが、知らないと知っているのとでは確実に行動に差が出ます!
私は「7つの基本」にたどり着くまで就職してから8年間で職場が3回変わるという怒涛の経験をしてきた中で、
- 仕事に行きたくない
- 働き辛い泣くほど苦しいという相談
- 疲れが抜けない、怠い
- あの人が嫌い
- 同期入社が体調を崩して退職
- 鬱病になってしまった同僚
沢山見てきたし、相談を受けた事もありました。
当時は私自身も同じ状況だったので、相談に対して的確なアドバイスを出来なかったのは悔しかったです。
そんな私も今では新入社員を教育する立場と経験の中で、新人に足りない行動が見えてくるくらい余裕が出来たので、こっそりアドバイスをしながらお互い働き易い職場環境を作れる様に考え行動しています。
今回の記事は、「新しい職場での初めの一歩」に焦点を当てた内容です。
「7つの基本」全てでなくても良いので知って考え、行動に移してみてください。
必ず働き易い職場への近道となるはずです。
せっかく働くなら良い環境でストレス無く働こう!
「7つの基本」を知った上で新しい職場で頑張ります!
新人の人や新しい職場へ移る人にとって、少しでも不安解消の手助けになったら嬉しいです。
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